お手軽価格なのにしっかり化粧崩れを防いでくれるコーセーのメイクキープミストですが、唯一の困りごとが寒くなってくると乳化したり、ドロドロになって固まってしまうこと。
そんなときの直し方をまとめましたので、困っている方は参考にしてください。
メイクキープミストが乳化したたときは温めよう
湯せんがおすすめ
ボトルを手で包み込んだり、太ももに挟んだりする人もいるようですが、おすすめはボトル全体を均一に暖めることができて、失敗が少ない湯せんです。
お湯の温度はぬるめのお風呂くらいが良いでしょう。
お湯につけたボトルをゆっくり回しながら1分ほど温めみてください。メイクキープミストがドロドロした状態からもとのサラッとした液体に戻ったら完了です。
早く温めたいからといって、火や暖房器具にボトルをかざすのはおすすめしません。中が均一に温まらないだけでなく温度が高くなりすぎて、ボトルが変形したり火傷する危険があります。決して行わないでください。
乳化の程度が軽ければレンチンタオルでもOK
乳化がドロドロというよりトロみがある程度であれば、レンチンタオル(ホットタオル)を使用するのがお勧めです。湯せんするよりこちらの方が手軽ですしね。
電子レンジで、500〜600Wで30〜60秒くらい温めたレンチンタオルをボトル全体を包むように巻きつけ、1分ほど放置します。
ボトルの外側から温められた液が全体に混ざりあうようにするため、タオルに包んだままの状態で、ボトルをすこし傾けてゆっくり回転させるのもOK。
温めた直後のタオルはかなり熱い場合があるので、火傷をしないよう気を付けてくださいね。
それでも直らないのは
ご紹介した方法でもとの状態に戻らない場合、メイクキープミストの成分が変化してしまっている可能性があります。品質も低下しているかもしれません。
こうなってしまったら残念ながらあきらめるしかありません。
乳化や固まるのを防ぐには
低い室温に注意!
寒い時期でもメイクキープミストが乳化したり固まるのを防ぐには、保管する場所の温度が低くならないように気をつけることが大切です。
寒い持期は人のいる暖房の入った部屋で保管するようにし、メイクキープミストが冷えすぎないようにしましょう。
高温も避けて保管
メイクキープミストに限ったことではありませんが、化粧品は大きな温度変化が苦手です。
高い温度も化粧品の品質低下をまねくことがあり、次のような場所はとくに高温になりやすいので注意が必要です。
- 日中の屋外に駐車してある車の中
- ヒーターやストーブの近く
- 直射日光の当たる場所
- 浴室乾燥機のついたバスルーム
高温多湿や激しい温度変化は品質の低下をまねきます。化粧品はできるだけ常温で保管するようにしてくださいね。
まとめ
本記事では、乳化したり固まってしまったメイクキープミストの直し方についてご紹介しました。
湯せんで簡単に復活させることができますが、品質低下につながることがあるので固まらせないのがいちばん。
室温が下がる季節は、化粧品が冷え過ぎてしまわない場所に保管することを心がけてみてください。