パースピレックスがかゆい理由と対処方法のまとめ

パースピレックスが痒い人は使用方法に注意!おすすめの代替商品も紹介!

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脇汗対策の最強制汗剤とも言われるパースピレックス(デトランスα)ですがかゆみを感じるという人も多くいます。

かゆくなる理由は使用方法の誤りであることが多いのですが、肌がより敏感である、金属アレルギーであるなどが理由のこともあります。

本記事では、パースピレックス(デトランスα)でかゆくなる理由について詳しく解説し、かゆくならず使用するための対処方法について解説しています。

また、どうしてもかゆくなってしまう人に向けた代替商品の選び方について解説しています。

パースピレックスでかゆくなる理由

かゆくなる理由には次のことが考えられます。

  • 水分が残っている
  • 肌に微小な傷がある
  • 金属アレルギーがある

肌に水分が残っている

パースピレックスの制汗のしくみは、パースピレックスに含まれている塩化アルミニウムが汗腺内の水分(汗)と反応し水酸化塩化アルミニウムとなり、これが汗腺をふさぐことによって汗が出てくるのを抑えるというものです。

この反応の副産物として塩酸がつくられるのですが、ご存知のように塩酸は刺激物なので、ヒリヒリとした痛みやかゆみを生じさせます。この刺激を緩和するために、パースピレックスには乳酸(天然保湿因子)が配合されています。

以上のことは汗腺内の話ですが、肌に水分が残っているときにも同じ反応が起きてしまい塩酸がつくられます。ワキの肌は敏感です。肌が敏感な人によっては、緩和されずわずかに残った塩酸によってもかゆみを感じてしまうことがあります。

肌に微小な傷がある

カミソリによるムダ毛処理をした後の肌表面は、細かな傷がたくさんついている状態です。より刺激を受けやすい状態となっており、水分と塩化アルミニウムの反応によってつくられる塩酸の影響をより強く受けると思ってください。

カミソリを使用しないムダ毛処理・脱毛処理を行った場合でも、肌への負担はゼロではありません。処理後、1〜2日はパースピレックスの使用を控えた方が良いでしょう(皮膚科では48時間はパースピレックスを使用しないように、と言っているところが多いです)。

金属アレルギーである

パースピレックスに含まれる塩化アルミニウムは金属ですので、もし塩化アルミニウムに対して金属アレルギーがある場合にはかゆみなどの症状を生じさせる場合があります。

パースピレックスを使用して出るかゆみが金属アレルギーによるものかどうかは、パッチテストをしてみなければ分かりません(ちなみに、パッチテストでは濃度2%の塩化アルミニウムを使用しますが、パースピレックスオリジナルには約8%の塩化アルミニウムが含まれています)。

塩化アルミニウムに対する金属アレルギーがある人、または金属アレルギーが疑われる人はパースピレックスの使用は控えることをおすすめします。

かゆみが出たときの対処方法

がまんして1週間程度使い続けてみる

最初はかゆみを感じたけれど使い続けているうちに、「かゆくなくなった」あるいは「かゆみが少なくなった」という口コミが複数ありました。

状況としては、3日〜1週間程度で、制汗の効果の表れてくるとともにかゆみが少なくなっていった、という内容です。

パースピレックスを使い始めたばかりの人で、かゆみが出て困っているという人は(がまんできるかゆさであれば)1週間程度はがまんして使い続けてみてはいかがでしょうか。

かゆみとともに肌が赤くなってかぶれたりするような状況であれば、がまんして使い続けるのはやめてくださいね。このような場合は、パースピレックスの使用をすぐにやめてください。

必ず乾いたワキに使用

公式サイトでは使い方について次のように書かれています。

パースピレックスの正しい使い方
  1. 1日1回、夜に乾いた清潔なワキの下にお使いください。
  2. デトランスαを塗布後、よく乾かしてからパジャマなどをご着用ください。
  3. 翌朝、ワキに残った余分な成分やアルコール成分をシャワーや濡れタオルなどで軽く拭き取ってください。

特に注意してほしいのが「乾いた清潔なワキ」に使用するという点です。

多くの人はお風呂に入った後やシャワーを浴びた後にパースピレックスを使用していると思いますが、どのくらいワキを乾いた状態にしているでしょうか。

タオルでちょっと拭いたくらいではダメで、「完全に乾かす」ということ意識してください。

少しでも水分が残っているとかゆみが出やすくなり、また制汗の効果も薄れてしまいます。

ワキを完全に乾かすには

タオルを使用するのであれば、ワキを含めカラダ全体をバスタオルで拭き終わった後、別の乾いたタオルですこし入念にワキを拭いてください。

ドライヤーを使ってワキに風を当てて乾かすのもおすすめです。温風を当てるときは、熱い風で火傷しないよう注意してください。

夏など入浴直後は汗をかきがちですので、少し時間をおいてから、できれば「湿度の高い脱衣所」以外の場所でワキを乾かすことをおすすめします。

朝、パースピレックスをしっかり拭き取る?

夜塗ったパースピレックスを翌朝に拭き取るとき、「しっかりと拭き取ればかゆみが出ない」という情報がありますが、口コミを読む限りこのような報告はありませんでした。

もちろん拭き取り(あるいは洗い流し)はいい加減で良いということではありませんが、あまり神経質にならなくても良いようです。

どうしてもかゆみが出るときは

パースピレックスを正しく使っていても、金属アレルギーがある、あるいは肌が敏感であるなどの理由で、どうしてもかゆみが出てしまう人もいます。

その場合には、思い切って別の制汗剤を使用することも検討してください。別の制汗剤を選ぶときに、気をつけてほしい点をまとめましたので参考にしてください。

金属アレルギーのある人が選ぶべき制汗剤

塩化アルミニウムに対する金属アレルギーがあるのなら、塩化アルミニウムが含まれていない制汗剤を選びます。

パースピレックスオリジナルよりも刺激の少ないパースピレックスコンフォートという商品がありますが、コンフォートにも量は少ないですが塩化アルミニウムは含まれていますので代替商品とはなりません。

塩化アルミニウムとよく似た作用を持ち、肌への刺激がずっと少ないクロルヒドロキシアルミニウムを有効成分とした商品(たとえば、デオエースEXプラスなど)は代替商品となります。

しかし、現段階では明確な関連性があると認められていませんが、クロルヒドロキシアルミニウムと乳がんとの関連性が指摘されていることには留意しておくべきでしょう。

肌が敏感な人が選ぶべき制汗剤

塩化アルミニウムによる制汗作用の副産物として産生される塩酸に反応してしまいかゆみが強くでる人は、金属アレルギーのある人と同様に塩化アルミニウムの含まれていない制汗剤を選びましょう。

他の人よりも、より強いかゆみを感じてしまうということは、それだけ肌が敏感であるということ。代替の制汗剤には、肌に優しいことを謳う、天然成分由来の制汗剤などが有効な代替商品となります。

おすすめの制汗剤

金属アレルギーのある人、肌が敏感な人のどちらにもおすすめしたいのが、天然由来成分によってつくられた制汗剤です。

天然由来を謳っている制汗剤の多くは、金属を含んでいませんし肌にも優しいということが特長となっています。

そんな制汗剤の中でとくにおすすめしたいのが「f*nature(エフナチュレ)」です。

f*natureには次のような特長があります。

  • 医薬部外品である
    「消臭」「殺菌」「制汗」の効果・効能が公に認められている。
  • 天然由来成分で肌に優しい
    柿エキス、茶エキス、シャクヤクエキスなど8種類のボタニカルエキスを中心につくられている。
  • 高濃度の美容成分が配合されている
    毛穴の引き締め、皮脂分泌抑制、保湿のプラスαも期待できる。

天然由来の成分が中心であったり美容成分が配合されていたりと、f*natureは女性向けにつくられていると言って良い制汗剤であり、また医薬部外品であるため効果・効能も認められているという点も安心材料になります。

f*natureならかゆみが絶対に出ないかと言えば、それは使用してみなければ分かりません。

f*natureは定期購入であれば、初回はパースピレックスよりも安い1,628円(税込み)で購入することができ、合わなければ1回の購入のみで解約もできます。さらに初回購入であれば20日間の返品保証(返金)もあるので、安心してお試しできるところも良いところです。

\天然由来成分だから肌にやさしい/
fnature

まとめ

パースピレックスを使用してかゆくなってしまう人に向けて、

  • 正しく使っているか使用方法の再確認
  • かゆくなってしまうおもな3つ原因とその対策
  • どうしてもかゆいひとへの代替商品の選び方

についての解説を行いました。また、おすすめの制汗剤としては、天然由来成分を中心とした医薬部外品の「f*nature」をご紹介しました。

こらからますます制汗剤の出番が増える季節になります。かゆくならない制汗剤で快適に今年の夏を乗り切りましょう。