ちふれのコールドクリームがオイル化しない理由は?なぜ時間がかかるの?

ちふれのコールドクリームがオイル化しない理由は?なぜ時間がかかるの?

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顔にのせてくるくるしても、ちふれコールドクリームがなかなかオイル化(乳化)しないって、ネットでよく見かけますね。

どうしてオイル化に時間がかかるのか、どうすれば早くオイル化するのかについてまとめてみました。オイル化でお悩みの方は参考にしてください。

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ちふれのコールドクリームがオイル化しない理由

考えられる理由としては次の4つが上げられます。

  1. 温度が低い
  2. 湿度が高い
  3. 使用する量が多い
  4. 皮脂量が少ない

順に説明していきますが、その内容はクレンジングクリームがメイクを落とす仕組みと密接に関係しています。それはどういうこと?ということがあれば、後ほど(クレンジングクリームがメイクを落とす仕組み)詳しく説明していますので参考にしてくださいね。

温度が低い

温度が低いと「オイル化」に時間がかかるのは、水分の蒸発に時間がかかるからです。

ちふれコールドクリームは、使用する前はO/W(Oil in Water)型の乳化状態となっています。

メイクを落とせる状態にするには、W/O(Water in Oil)型の乳化状態にする(=オイル化する)必要があるのですが、そのためには水分を蒸発させて水分と油分のバランスを変える必要があるんです。

水は温度が低いと蒸発しにくくなります。W/O型の乳化状態への変化がに時間がかかるため、なかなか「オイル化しない」のです。

湿度が高い

湿度が高くても、「温度が高い」で説明したように、水分の蒸発がしにくくなってしまいます。

  • 湯気(水蒸気)で満たされた浴室
  • 梅雨どき

上記のような状況で使用したときは、クリーム内の水分がなかなか蒸発せず、通常よりもオイル化が遅くなりがちです。

梅雨どきに室内干しした洗濯物が乾きにくいのは誰もが経験することですが、これと同じことなんですね。

同様の理由で、顔や手に水分が残っていてもオイル化に時間がかかります。蒸発させる必要のある水分量が増えてしまうからです。

使用するクリームの量が多い

使用するクリームの量が多いと、クリームの中から蒸発させる必要のある水分量が多くなりますので、この場合もやはりオイル化が遅くなりがちです。

メイクをしっかり落とそうと、クリームを多めに使用したくなる気持ちは分かります。

しかし、なかなかオイル化しなくて “これだけくるくるすればいいかな” と途中で洗い流してしまうとメイクが落ちていないだけでなく、たくさん使ったクリームも無駄になってしまいます。

皮脂量が少ない(メイクが軽い)

クレンジングクリームのオイル化は、水分の蒸発以外にも、クリームの中に皮脂やメイクの油分が溶け込むことによっても促進されます。このため、皮脂が少なかったり、メイクが軽い場合にはオイル化が遅いと感じることがあります。

他の条件はクリアしていると思えるのに、クリームがなかなかオイル化しない場合は、皮脂量が少ないかメイクが軽いことを疑ってみてください。

ちふれのコールドクリームを早くオイル化させるには

はやくオイル化させるには、「なかなかオイル化しない理由の逆」を行えばよいのです。もう少し具体的に説明しましょう。

適温で使用する

顔や手、クレンジングクリームを適温で使用します。

メーカーであるちふれは公式でこの温度で使ってくださいと指定しているわけではありませんが、一般に洗顔時に推奨されているお湯の温度(30〜32℃)を目安にするとよいでしょう。

ただ、実際にはそれほど厳密な温度管理は必要はなく(面倒くさくてできないですよね)、顔や手が冷たいなと思ったら蒸しタオルやお湯などで温めるくらいで良いと思います。

クレンジングクリームは、手にとったとき「冷たい」と感じるようであれば、顔にのせる前に手のひらで温めてから使用します。

湿気や水分をさける

浴室でクレンジングしているのであれば、洗面台で行うことを考えてみてください。

浴室でのクレンジングが習慣となっていて変えたくない(変えられない)ときは、浴室内が湯気でもうもうとなっているような状態での使用はさけるようにしてみてください。

また、クレンジングクリームを使用するとき、顔と手に水分がないことも確認してください。

クレンジングクリームを適量使用する

ちふれコールドクリームの適量、「さくらんぼ大」で使用しましょう。

推奨の量でも、皮脂の量が少なかったりメイクが軽いと、なかなかオイル化しない場合があります。使用時の温度や湿度に問題がないときは、クリームの量を減らしてみてください。

クレンジングクリームがメイクを落とす仕組み

クレンジングクリームがメイクを落とす仕組みは「オイル化」がキーとなります。その仕組みについてやさしく解説します。

ちふれコールドクリームを始めとして多くのクレンジングクリームは、O/W(Oil in Waiter)型の乳化状態になっています。

メイクを落とす成分が含まれた油分が乳化剤(界面活性剤、図中では破線で部分)に包まれて、水分の中に存在している状態です。

O/W型乳化状態

このままでは油分とメイクとが触れ合うことがないため、メイクを落とすことができません。

メイク汚れは油分まで届きません

このため、油分にメイクが取り込まれやすい状態するため、水分と油分が入れ替わったW/O(Water in Oil)の乳化状態に変化させます。これを「クレンジングの転相」と言います。

W/O型乳化状態

顔にのせたクレンジングクリームをくるくるしていると、ふっと軽くなる瞬間がありますよね。このとき転相がおきているのです。指触りがオイルのように滑らかになるため「オイル化」とも呼ばれています。

転相は、O/Wの乳化状態から水分と油分のバランスが変わることで発生しますが、このバランスを変えるために行っているのが「くるくる」なんです。

くるくるしていると体温などによりクリームの水分が蒸発し少なくなっていきます。

水分が減ってくると相対的に油分が増えていき、油分にメイクや皮脂が少しずつ取り込まれるようになって行きます。

水分が蒸発し相対的に油分が増加
メイク汚れや皮脂が油分に次第に取り込まれていく

そして、ある程度油分が増えて水分とのバランスが変わるとW/O型の乳化状態に変化し、転相が完了します。

この状態になると、メイクや皮脂がどんどん油分に取り込まれるようになるため、「メイクが落ちてる!」と実感できるようになるのです。

オイル化したあと、メイク汚れがどんどん取り込まれる

最後はクリームをお湯で洗い流しますが、このときO/W型の乳化状態に変化します。W/O型のままでは、油を水で洗い流す感じとなり、洗い流しきれません。

再乳化後、メイク汚れが油分の中に閉じ込められている状態で洗い流されます

汚れを取り込んだ油分が水分の中に存在するO/W型の乳化状態にすることで、容易に洗い流すことができるようになるんです。

クレジングクリームってよくできていますね。

まとめ

本記事ではちふれコールドクリームがなかなかオイル化しない理由として次の4つを上げて説明しました。

  • 温度が低い
  • 湿度が高い
  • 使用する量が多い
  • 皮脂量が少ない

さらに、早くオイル化させるために必要なことを解説し、合わせてクレンジングクリームがメイクを落とす仕組みについてもやさしく解説しました。

なかなかオイル化しない理由が分かると、どう使えばいいのかが分かります。メイク落としの仕組みが分かると、クレンジングクリームに対する理解が深まります。

手頃な価格でメイクがよく落ちるちふれコールドクリーム。正しい使い方で、愛用していきましょう。