アマゾンや楽天市場で、ビオデルマの「Créaline H2O TS」という商品が販売されているのをよく見かけますよね。「サンシビオH2O D」との違いが気になるところですが、じつはどちらも同じ商品なんです。
ビオデルマの「H2O TS」は「H2O D」に相当します。
フランス本国では、見た目がよく似たパッケージの「洗顔/クレンジング水」として
- Créaline H2O
- Créaline H2O TS
- Créaline H2O AR
の3種類が販売されているのですが、この内、フランスで超乾燥敏感肌用として販売されている「Créaline H2O TS」は、日本で販売されている「サンシビオH2O D」なんです。
「サンシビオH2O D」は、日本では敏感肌用として販売されていますが、本国では超乾燥敏感肌用なんですね。日本人の肌がデリケートなのか、フランス人の肌が強いのか…。
TSの付かない「Créaline H2O」を使用していた人のお話では、肌が乾燥して少しヒリヒリする感じを覚えたとのこと。これを、TSに変更したら、乾燥することがなくなったというお話だったので、やはり日本人の肌はデリケートなのかもしれません。
大手ECモール(アマゾンや楽天市場など)で、お得な価格で販売されている「Créaline H2O TS」を見つけたら、迷うことなく購入できますね、とおすすめしたいところですが、注意してほしいことがあるんです。
それは、国内で販売されている「Créaline H2O TS」は並行輸入品である、ということです。
ビオデルマの並行輸入品と正規品の違い
外見から並行輸入品と正規品との違いが見分けられるか?ですが、よほど雑に輸送され変色したり傷がついたりしたものでないかぎり、はっきりと区別する方法はないと言えます。
品質管理と並行輸入品
日本国内でビオデルマの正規品を輸入・販売するNAOS JAPANが懸念しているのは、やはり品質の問題です。ビオデルマ商品は非常に厳格な品質管理が行われており、万が一でもお客様が品質によるトラブルに合わないよう配慮されています。
現状は、正規品と厳格な品質管理がされていない並行輸入品とが同じECモール内で購入することができます。
もし、並行輸入品で何かトラブルが発生したとき、事情をよく知らないECモール利用者が正規品でも同じトラブルが発生するのでは?と混乱することをNAOS JAPANは強く懸念しているんですね。
もっと怖い偽造品
さらに、ECモールで売られている商品が偽造品である可能性もあります。
よく似たボトルのパッケージに、ビオデルマとは無関係な謎の液体が詰められたものあるんですよ。もう、品質以前の問題ですよね。
このような偽造品を撲滅するために、NAOS JAPANはあらゆる手立てを講じていますが、なかなか難しいようです。
正規品を確実の購入するのであれば
いちばん確実なのは、ビオデルマの公式サイトでの購入、または公式サイトに記載されている店舗での購入です。
ECモールであれば「公式ショップ」であることを確認するようにしましょう。
まとめ
定番とも言える人気のビオデルマサンシビオですが、本記事では次のことをお話いたしました。
- TSとDはじつは同じもの
- TSは並行輸入品しかなない
- 並行輸入品、偽造品の怖さ
これまで、ECモールでTSを購入してきてたけど問題といったものに出会ったことがない、という方もいらっしゃると思います。そういう方は良い並行輸入業者さんに出会えているのでしょう。
良い並行輸入業業者さんに出会える自身のない人は、ちょっと高いですけど(私のように)公式サイトで購入しましょう。安心も品質の一部です!